「香草」はベトナム料理の脇役にならない食材

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べトナム料理

ベトナム料理特有の食材

ベトナム料理と言われると、どの様な料理を想像されますか?

日本で最も有名な物だと「フォー」だと思います。他には「生春巻き」でしょうか?なぜ、他のベトナム料理があまり有名にならないかというと、その理由はベトナム料理特有の食材が必要になるからです。

ベトナム料理の特色を表す食材、それは「香草」です。

ベトナム料理は非常にたくさんの香草を使用するしますが、イタリア料理やフランス料理の様に食材に「アクセントをつける」という目的ではなく、その「香草自体を食する」という面が非常に特徴的です。

例えば、「ブンチャー」というベトナム料理の場合だと、日本のつけ麺の様な感じで少し甘めのつゆの中に焼いた豚肉や、香草、野菜を大量に放り込んでブンと呼ばれる麺を食べる料理です。

「クオンジェップ」という料理はからし菜で巻いた生春巻き、牛肉の香草巻きなど、香草が立派に主役級の役割を果たしている料理が非常に多いです。

つまり、ベトナム料理を作ろうと思うと大量の香草を準備する必要が出てくるのです。これがイマイチベトナム料理が日本の中で浸透していない原因かもしれません。

日本で入手が難しいベトナムの香草

食べる為に使用される香草ですが、日本で入手が可能な物も当然あります。しかし、日本では見かけない物も多々ありそういった物は輸入に頼るか、日本で似た様な香草もしくは野菜を探して使用するしか方法がなくなります。

似たような香草や野菜を使用する場合、どうしても本場の味から変わってしまいます。日本で本場のベトナム料理を楽しむという事は難しいみたいですね。

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