
ベトナム料理店に行って、料理を注文すると必ず一緒に付いてくる食材「香草」。
お店によってはわざわざ別のお皿で運ばれてくることもあるほどです。
バジルやパクチー、ミントやシソなど驚くほど多くの香草が使われていますが、これはフランス統治時代からのフランス料理の影響と、その後のベトナムの独自の食文化で築きあげられたものです。
用途によって使い分けるベトナム料理の香草。
香草は主に料理のアクセントとして使われます。例えばバジルは日本のものに比べると香りも強く、麺類や生春巻きによく使われていたり、くせが強いコリアンダーは、お粥や魚料理に。日本でもおなじみのシソは牛肉の麺やヤギ鍋に使われていることが多いようです。
食材の匂いや臭みを消したり、逆に辛味や苦味を足すために入れたりなど用途によって使い分けができます。
香草が使われた代表的なベトナム料理。
ベトナム料理をあまり食べたことがないという方に、ぜひおすすめしたい代表的なベトナム料理は
「エビの生春巻き」や「鶏・豚・牛肉のフォー」「バインミー」です。
どれも大衆的な料理でベトナムの屋台や食堂では欠かせないメニューです。
コリアンダーやレモングラス、ハーブなど香草がふんだんに使われていて、一度食べると癖になる美味しさです。