
ベトナム語の基本を思い出してみる。
以前にベトナム語を勉強していたことがあったのですが、ベトナムから日本に戻ってきてからベトナム語の勉強から遠ざかっていました。
最近、以前に学んだベトナム語の復習をしてみよう!という気持ちが強くなってきました。
どうせならベトナム語に興味のある人で集まって勉強できたら良いなと思い、「ベトナム語もくもく勉強会」も開催します。
まずは、ベトナム語とはどのような言語か思い出してみることにします。
ベトナム語の特徴
文字がローマ字表記
「チュノム」
ベトナムはもともと中国の支配下にあったため、ベトナムの歴史的な文書は漢文(漢字)で記載されていました。辞書に載っている70%以上が漢字語と言われています。対応する漢字が無い語については、漢字を応用した独自の文字(チュノム)を作り出し補っていました。
「クオック・グー」
ベトナムにやってきた宣教師は、チュノムと漢字ではなく自分たちの慣れ親しんだ文字で、ベトナム語を表記しようとしました。宣教師たちのつくった表記を「クオック・グー」といいます。現在のベトナム語の表記でも使われています。
ベトナム語の文字
- ベトナム語の表記はアルファベットを使いますが、F、J、Z、Wは使いません。
- 独自のĐという文字を使います。
- 符号がつく母音文字が6つ(Ă、Â、Ê、Ô、Ơ、Ư)あります。
A, Ă, Â, B, C, D, Đ, E, Ê, G, H, I, K, L, M, N, O, Ô, Ơ, P, Q, R, S, T, U, Ư, V, X, Y
ベトナム語の母音
A, Ă, Â, E, Ê, I, Y, O, Ô, Ơ, U, Ư
3つの記号は次のことを表しています。
^:狭い母音
’:短い母音
∪:唇を丸くしない母音
声調が6つ
a à á ả ã ạ
終わりに
これからもベトナム語の勉強日記をつけていこうと思います。よろしくお願いします!